台湾ではコンビニから夜市までLINE Payで決済するのが日常ですよね。そのため韓国旅行を準備する際に「ソウルでもそのままLINE Payを使えばいいんじゃない?」と思う方が本当に多いんです。でもいざ韓国のお店のレジでバーコードを出したら「これは使えません」と言われて困惑するケースが少なくありません。
日本の旅行者なら状況は全く異なります。日本のLINE Payは2025年4月30日にサービス自体が終了したんです。「以前使っていたLINE Payで韓国で決済しよう」という計画はもう成り立ちません。
では台湾のLINE Payが実際にどこまで使えるのか見ていきましょう。
以下の内容は2026-08時点の公開情報基準です。モバイル決済の海外提携は加盟店・プロモーションが随時変わりますので、出発前にLINE Payアプリの案内と各店舗の案内で再度確認してください。
結論から — 国別に答えが違います
| 私のLINE Pay | 韓国で使える? | 備考 |
|---|---|---|
| 台湾のLINE Pay | ○ 指定加盟店で利用可能 | 免税店・コンビニ・ビューティーショップなど提携先中心。どこでも使えるわけではありません |
| 日本のLINE Pay | × 不可(サービス終了) | 2025-04-30 日本国内サービス終了。代替はPayPay(ペイペイ)海外支払いモード |
| タイのLINE Pay(旧Rabbit LINE Pay) | △ 未確認(公式確認必要) | タイ国内サービスは継続中ですが、韓国決済対応は公式発表を確認できていません |
○=可能、△=未確認・時期により異なる、×=不可。
ポイントはこれです。LINE Payは国ごとに運営会社が異なる別個のサービスなので、「LINE Pay = 世界共通ウォレット」ではありません。台湾版は韓国提携を拡大し続けており、日本版は完全に終了しました。
日本のLINE Payは2025年に終了しました
- 運営会社LYコーポレーション(LY Corporation)の公式発表基準で、日本国内のLINE Payサービスは2025年4月30日で終了しました。
- 残高をPayPay(ペイペイ)残高へ無料移行する窓口は2025年1月27日~4月23日までしか開かれておらず、現在は既に閉じています。残った残高は資金決済法に基づき銀行口座へ払い戻しする手続きのみで処理され、請求可能期間が定められている可能性があります。現在も申請できるかはLINE Pay日本公式サイト(pay.line.me)のサービス終了案内ページやLINEアプリ内のお問い合わせで確認してください。(2026-08基準)
- 払い戻しは日本国内の銀行口座で受け取る方式なので、日本の口座がないと手続きが難しい場合があります。口座を既に解約している場合は申請前にカスタマーセンターへ先に問い合わせてみてください。(公式確認必要)
- この終了は日本限定です。台湾・タイのLINE Payは別法人なので影響を受けていません。
では日本の旅行者は韓国で何を使えばいいのでしょうか?事実上の後続サービスであるPayPay(ペイペイ)が答えに近いです。PayPayは2025年9月30日から韓国で「海外支払いモード」を正式スタートし、Alipay+(アリペイプラス)・ゼロペイ系列の加盟店でQR決済ができます。ただし海外事務手数料3.85%(税込)が換算レートに上乗せされる点は知っておいてください。(2026-08基準)
日本の旅行者なら — PayPay海外支払いモードを準備する
ステップ1 — 出発前に日本で本人確認(eKYC)を完了する。 海外支払いモードは本人確認(eKYC)が完了したアカウントのみ利用できます。本人確認は日本の身分証・書類を前提とした手続きなので、韓国到着後に進めることが難しい場合があるため、出国前にアプリでアカウント状態が「本人確認済み」か確認しておいてください。このステップを飛ばすと韓国のレジで使えなくなります。(公式確認必要)
ステップ2 — 韓国到着後、「海外支払い」モードに切り替える。 決済画面で海外決済モードをオンにすると韓国加盟店用QR決済が開きます。位置確認・データ接続が必要なのでローミングやSIM・eSIMを先に準備してください(空港SIM・eSIMガイド)。決済原資がPayPay残高か連動決済手段かはアプリ案内で確認してください。(公式確認必要)
ステップ3 — Alipay+・ゼロペイステッカーが貼ってあるお店で決済。 レジ横の決済手段ステッカーをまず見て、お店の方式に従ってアプリ画面を見せるか店舗のQRをスキャンします。換算金額に手数料3.85%(税込)が上乗せされる点を考慮してください。(2026-08基準)
台湾のLINE Pay — 韓国のどこで使える?
台湾のLINE Payは韓国の流通業界が台湾観光客を取り込むために2024年から提携を急速に拡大している最中です。2026年にも新規導入発表が続いています。公開された提携先基準でまとめるとこうなります。(2026-08基準、店舗・支店により異なる場合あり)
| 業種 | 代表的加盟店 |
|---|---|
| 免税店 | 新羅免税店(2024-07~)、ロッテ免税店(2025-07~ オフライン全店)、新世界免税店(2026-03 導入発表、明洞店・仁川空港店など順次適用) |
| コンビニ | セブンイレブン(2026-04~ QR決済導入)、CU、emart24 |
| マート・百貨店 | ロッテマート、ロッテ百貨店などロッテ系列の一部 |
| ビューティー・ファッション | OLIVE YOUNG、イニスフリー、ABCマート、SPAOなど |
逆に言えば、提携リストにない一般の飲食店・カフェ・市場・タクシーでは使えないと考えるのが安全です。「明洞・免税店ショッピング用決済手段」と理解して、それ以外の動線は別の手段を準備するのが現実的です。
同じブランドでも支店によって異なる場合があるので、現場で5秒で判別する方法も知っておくと良いでしょう。
- 会計前にレジ横の決済手段ステッカーにLINE Payロゴがあるか先に見ます。Alipay+ロゴだけなら、LINE Payは使えない店舗の可能性があります。
- 聞くときは短く「라인페이 되나요?」(ラインペイ トェナヨ?=LINE Pay使えますか?)と言えばほとんど通じます。免税店・OLIVE YOUNGのように外国人対応が多いところは英語で「LINE Pay?」だけでも通じます。
加盟店・プロモーションリストはLINE Pay台湾アプリの「海外決済(韓國)」イベントページで見られます。
ステップ別決済方法
ステップ0 — 出発前に台湾で終わらせるべきこと
韓国到着後は台湾カード登録や本人確認を元に戻すのが難しい場合が多いです。以下の3つは台湾にいるうちに確認しておいてください。
- 海外決済が可能なクレジットカード(VISA・Mastercardなど)がアプリに連動されているか。 LINE Pay海外決済は連動したクレジットカードに請求される構造が基本です。LINE Payマネー(残高)を海外で使えるかはアカウント・国別に異なります。(公式確認必要)
- カード会社側の海外決済ブロック(ロック)が解除されているか。アプリでは正常でもカード会社でブロックされていると韓国のレジでそのまま拒否されます。
- 今シーズンのプロモーション対象カードか、事前応募が必要か。 応募型イベントは決済後に遡及できない場合が多いです。(公式確認必要)
ここからは韓国到着後の順序です。
ステップ1 — データ接続確認 & 位置情報サービスをオンにする
LINE Pay決済はバーコードをリアルタイムで取得するため、韓国で使えるデータ(ローミング・SIM・eSIM)が先に必要です。空港でどう準備するかは空港SIM・eSIMガイドにまとめてあります。データ接続状態でアプリ設定の位置情報サービス(定位服務)をオンにしておくと、決済バーコードが自動的に韓国用に切り替わります。
ステップ2 — 決済画面の国が「韓国」か確認
自動切り替えされない場合は決済画面で国を「韓国」に直接変更します。バーコード上部に表示される国・通貨表示を会計前に一度見る習慣をつけるとレジで困ることが減ります。
ステップ3 — 店舗でバーコード/QR提示
レジで「ラインペイ」と言えばいいのですが、店舗によってスキャン方向が逆なのでこの部分で混乱する方が多いです。店員がこちらのアプリのバーコードをスキャンする店(CPM)もあれば、セブンイレブンのようにレジ画面に表示されたQRを自分のアプリでスキャンする店(MPM)もあります。バーコードだけ出して待っていると使えない場合があるので店員の案内に従ってください。
ステップ4 — 決済完了確認
決済が終わると完了通知がアプリにすぐ表示されます。通知が出ないのに店員が完了と言う場合は、重複決済を避けるため再度スキャンする前にアプリの取引履歴を開いてみてください。
決済が拒否されたら — レジで30秒以内に確認すること
- 決済画面の国が「韓国」に変わっているか先に見ます(バーコード上部表示)。
- データが切れるとバーコードが更新されません。Wi-Fi・ローミング状態を確認します。
- それでもダメなら無理せず海外クレジットカード(挿入決済)や現金に切り替えて会計を先に終わらせてください。カード会社の海外決済ブロック・限度額問題は店を出た後に確認しても遅くありません。
- 同じカードが他の店舗でも続けて拒否される場合、原因別対処法は韓国でカード決済が拒否されたときにまとめてあります。

為替レート・手数料 — 実は「必ずお得」ではありません
- 海外決済手数料は連動したカード発行会社の規定に従います。 台湾のカード会社の海外決済手数料は通常1.5%前後の場合が多いです(カード会社により異なる、公式確認必要)。LINE Payを経由してもこの手数料がなくなるわけではありません。
- 為替レートはカードブランド(VISA・Mastercard)精算レート基準なので、明洞のような市内の民間両替所の現金両替より有利な場合も、不利な場合もあります。上記カード会社海外取引手数料がこれに加わる点だけ考慮してください。決済時点で表示された金額と実際のカード請求額も為替レート適用時点の差で少し異なるので、旅行後にカード明細書を一度照合しておくと良いでしょう。(2026-08基準、カード会社により異なる・公式確認必要)
- そのため台湾LINE Payの実益は為替レートよりポイントプロモーションです。基本積立制度は2026年に入って縮小・改編が進行中なので(詳細条件は公式確認必要)、実益は指定カード連動 + 指定加盟店プロモーションから得られると考えればいいです。指定カードはシーズンごとに変わるのでアプリイベントページで今月の対象カード会社を見て、出発前にそのカードを基本決済手段に設定しておいてください。コンビニ・OLIVE YOUNG・免税店などで最大20~25%レベルのポイント還元イベントがかかることもありますが、かなりの数が事前応募(参加ボタン)方式なので決済後は遡及積立できません。月間ポイント上限も一緒に見てください。(2026-08基準、店舗・カード別に異なる・プロモーション随時変動)
まとめるとこうです。プロモーションがかかっている店舗ではLINE Payがお得、プロモーションがない店舗では一般的な海外クレジットカード決済と事実上同じと考えればいいです。
LINE Payが使えないとき
LINE Pay加盟店外の動線(飲食店・カフェ・市場・交通)をカバーする手段です。
| 手段 | 使える場所 | 手数料・コスト感覚 | こんな方に |
|---|---|---|---|
| 海外クレジットカード (VISA/Mastercard) | カード加盟店のほとんど(挿入決済基準) | 海外手数料1~2%台 | 最も汎用 — 1枚は必須 |
| Alipay+系列アプリ (日本はPayPay) | Alipay+加盟QR店舗 | アプリ別に異なる(PayPay 3.85%) | 使い慣れたアプリをそのまま使いたい方 |
| TWQR系列 (Taiwan Pay・Easy Wallet) | コンビニ・ダイソー・主要免税店など | サービス別に異なる | 台湾口座ベース決済希望 |
| WOWPASS(ワウパス) | カード加盟店 + 交通カード兼用 | 外貨チャージ式プリペイド(発行費別途) | 現金・交通カードを1枚に |
| 現金(ウォン両替) | どこでも | 両替手数料 | 市場・露店対策用 |
※ タップ(コンタクトレス)端末普及はまだ限定的なので海外カードタップ決済はコンビニ・大型店舗中心です(2026-08基準)。WOWPASS発行費・出金手数料比較は交通カード3種比較にあります。
台湾旅行者によくある組み合わせは「LINE Pay(免税店・コンビニプロモーション) + 海外クレジットカードまたはWOWPASS(その他すべて)」です。カードはタップできないときに備えて挿入決済用実物カードで準備するのが安全です。
韓国に住む台湾・日本出身なら組み合わせが変わります。台湾のLINE Payはあくまで「海外決済」なので、連動カード期限切れや本人確認更新を台湾側で処理しなければならない問題が生じるんです。長期滞在なら外国人登録証(ARC)を受け取った後、韓国口座・モバイル決済に切り替えることを目標にして、その間の空白期間(通常1ヶ月以上)は海外クレジットカードと本人確認なしで使えるサービスで乗り切るのが現実的です。
Alipay(アリペイ)・WeChat Pay(ウィーチャットペイ)を既に使っているなら韓国加盟店カバレッジがかなり広いです。どこでどう使えるかはAlipay韓国交通・決済ガイドとWeChat Pay韓国利用先ガイドにまとめてあります。
交通・決済連携ヒント
ここまでが「店舗決済」の話だとすると、意外な難関は交通です。LINE Payバーコードでは韓国の地下鉄・バスに乗れませんし、KTX予約はKorail(韓国鉄道公社)公式アプリ・サイトでパスポートと海外カードでも可能ですが、韓国アプリのかなりの数が韓国携帯番号ベースの本人確認を前提に設計されているので、外国人旅行者が途中で使えなくなることがよくあるんです。
こんなときは本人認証なしで使えるように設計された交通・決済アプリを1つ入れておくと動線がずっと軽くなります。LACHA(ラチャ)のように韓国携帯番号・韓国カードなしにAlipayのような外国決済手段でKTX・高速バス・タクシーを1つのアプリで予約できるアプリなら、LINE Payが埋められない移動区間が埋まります。
よくある質問 (FAQ)
Q1. 台湾のLINE Payに韓国ウォンをチャージして使えますか? ウォン残高を事前にチャージする方式ではありません。海外決済は連動したクレジットカードに請求される構造が基本なので、決済したウォン金額がカード会社の為替レートで換算されて明細書に記載されます。LINE Payマネー(残高)を海外決済に使えるかはアカウント・国別に異なるので決済前にアプリで確認してください。(公式確認必要)
Q2. 日本のLINE Payアカウントがあるのですが韓国で使えますか? 使えません。日本のLINE Payは2025年4月30日にサービスが終了しました。日本の旅行者は上記のPayPay(ペイペイ)海外支払いモード3ステップで準備すればよく、残高払い戻しは日本の銀行口座が必要な場合があるのでカスタマーセンター確認が先です。
Q3. LINE Payが使えるコンビニで交通カードチャージもできますか? できない場合がほとんどです。コンビニの交通カード(T-moneyなど)チャージは現金のみ受け付けるのが原則なので、モバイル決済・カードではチャージできないところが多いです。LINE Payバーコードで地下鉄・バスの改札を直接通過することもできません。チャージ・払い戻し方法はT-money購入・チャージ・払い戻しガイド、海外発行カードでタップするオープンループ決済は海外カード公共交通決済ガイドをご覧ください。(公式確認必要)
Q4. 家族や友人名義のカードを連動して代わりに決済してもいいですか? お勧めしません。アカウント名義と連動カード名義が異なると不正使用防止ポリシーに引っかかり決済が拒否されたりアカウント利用が制限される場合があります。海外決済は特に審査が厳しい方なので本人名義カードを連動しておくのが安全です。(公式確認必要)
Q5. 韓国でアプリログインや認証ができない場合はどうすればいいですか? 台湾のLINE Payアカウントは台湾番号に届くSMS認証を要求する場合があります。韓国でそのメッセージを受け取れない状態だと再ログイン・デバイス変更段階で使えなくなる可能性があるので、旅行中はログアウトせず台湾番号のメッセージを受け取れるようローミングを開いておくのが安全です。既に使えなくなった場合はアプリカスタマーセンターへの問い合わせが最も早いです。(公式確認必要)
参考: この記事は一般的な情報提供を目的としており、特定の決済手段の利用可否・為替レート・手数料を保証するものではありません。モバイル決済の海外提携加盟店、プロモーション、手数料率は随時変わり、店舗・カード会社・アカウント状態により異なります。本文内容は2026-08基準であり、実際の利用前にLINE Pay台湾公式アプリ・案内、PayPay(ペイペイ)公式案内、連動カード発行会社カスタマーセンターなど公式チャネルで最終確認してください。LACHA(ラチャ)は他社決済サービスの利用を代行したり決済成功を保証するものではなく、本案内により発生する結果について責任を負いません。




