カカオTでソウル〜釜山の列車を検索すると、KTXもSRTもすべて表示されます。KORAILとSRを連携させ、1つの画面で比較・予約できるように作られているからです。ところが決済段階に進むと、カカオモビリティのカスタマーサポートFAQにはこう明記されています —「カカオTアプリに登録したカカオペイのカードでのみ決済できます。」(鉄道/空港鉄道FAQ、2026-08-25確認)
同じアプリのバイクFAQは正反対です。決済手段6種類を並べたうえで、3番目に「海外発行カード - 国外で発行されたクレジット/デビットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXの計4社が登録可能)」と公式に記載しています。
1つのアプリの中で、ある機能は海外カードを明示的に受け入れ、ある機能は韓国の簡単決済1つに入口を絞っている、というわけです。韓国人がこの差を意識することはありません。カカオペイはすでに入っていて、カードもすでに登録済みだからです。
逆に、韓国の電話番号や外国人登録証(ARC)がまだない人は、列車が画面にすべて表示されている状態で決済ボタンの前で止まります。 そして、なぜ止まったのかをアプリは説明してくれません。
そもそもカカオTをタクシーアプリだとだけ思っていると、この構造は見えてきません。アプリストアに掲載されている名前からして「カカオT - タクシー、洗車、駐車、バイク、航空、クイック アプリ」です。以下では機能別にどこまで通過できてどこで止まるのか、止まったときに実際どの経路へ回るのかを順に見ていきます。
参考: この記事のサービス範囲・決済手段・予約規定は、カカオモビリティ公式サービス紹介とカスタマーサポートFAQ、アプリストアの表記を2026-08基準で整理した内容です。アプリの機能と決済方針はバージョンや時期によって変わるので、利用直前にアプリの案内とカカオモビリティのカスタマーサポートで再確認してください。
タクシーアプリではありません — 公式サービス紹介ベースで11種類
カカオモビリティの公式サービス紹介ページに掲載されている項目だけを数えると11種類です。タクシー・運転代行・バイク・駐車・鉄道・市外バス・航空・レンタカー・シャトル・クイック/配送・ペットです。先に引用したアプリストア名に出てくる「洗車」は、このページの一覧にはありません。ですので11種類は「アプリ機能のすべて」ではなく、公式サービス紹介ベースの数字として読んでください。
Kakaoの公式英文紹介やGoogle Playの英文説明にも、鉄道・バス・航空はそのまま入っています。韓国語が読めなくて見えていなかった機能ではなく、英文案内にも最初から書かれていた機能だということです。
重要なのは、これらが別アプリではないという点です。公式紹介は、鉄道・市外バス・航空を別途の会員登録や登録手続きなしに既存のカカオTアプリの中でそのまま使えるよう設計したと明かしています。アプリを新たにインストールする必要も、会員登録をやり直す必要もありません。
ここで誤解が生まれます。アプリが1つでアカウントも1つなので、「タクシーが使えたなら鉄道も使えるだろう」と思ってしまうからです。実際には機能ごとに決済・資格の要件が別々にかかっていて、同じアカウントでもあるタブは最後まで進み、あるタブは決済直前で止まります。
言語についても事前に知っておくべきことがあります。App Storeの表記ベースで、カカオTが対応している言語は韓国語・英語・日本語の3つです。タクシー配車画面は地図とアイコンが多く、言語が分からなくてもどうにかなりますが、列車の等級や払い戻し規定のように文字を読む必要がある画面は事情が違います。ベトナム語・タイ語・ロシア語のユーザーは、機能がいくら多くてもこの段階でまず引っかかります。
機能別にどこまで通過できるか(ひと目で分かる表)
公式案内が明かしている内容だけを集めて表にまとめました。「要確認」と書いた欄は、公式文書で根拠を見つけられなかった項目です — 推測では埋めていません。
| 機能 | 公式案内が明かした決済・資格条件 | 韓国の番号・ARCがないとき |
|---|---|---|
| タクシー | アプリ登録カードの自動決済、または運転手に直接支払い | 現場決済という迂回路があります |
| 鉄道(KTX・SRTなど) | アプリに登録したカカオペイのカードでのみ決済 | カカオペイの本人確認で止まります |
| 市外バス | FAQに決済手段の項目自体がありません | 要確認 |
| 航空 | 決済手段の明示なし・外国人はパスポート/ARCの英文氏名で予約 | 氏名表記のルールが別の関門です |
| バイク(自転車) | 海外発行カード(VISA・MASTER・JCB・AMEX)の登録可能と明示 | 決済の扉は開いています |
| バイク(提携キックボード) | 決済とは別に原動機付自転車免許以上が必要 | IDPにAカテゴリーがなければ資格がありません |
注目すべきは2行目と5行目です。同じアプリ、同じアカウントなのに決済方針が正反対だからです。
コミュニティに「カカオTで海外カード使えましたよ」と「使えませんでしたよ」が同時に投稿される理由がここにあります。どちらも正しいのですが、互いに違う機能の話をしているのです。タクシーの配車の流れと運転手への直接決済だけを詳しく知りたい方は、カカオT 外国人利用ガイドにまとめています。
鉄道 — 列車12種がすべて表示されるのに、決済はカカオペイのカードのみ
カカオTの鉄道はKORAILとSR(SRT)を連携しています。KTXとSRTを1つの画面で比較し、そのまま予約できるように案内しています。統合前までは、KORAILアプリとSRTアプリを交互に開いて時刻表を照らし合わせる必要がない、という意味でした。
ただ、時期をまず明確にしておきます。公正取引委員会の企業結合承認の発表とKORAIL・SR公式のお知らせによると、2026年9月1日のKORAIL・SR統合にともないSRTはKTX-山川(サンチョン)に編入され、予約も「KORAIL+」という1つのアプリに集約されます。 SRTアプリとSRのホームページも、同じお知らせによると8月31日までの運営です(根拠と詳しい日程はKTX・SRT統合 完全まとめに出典とともに別途整理しています — この節のカカオモビリティFAQの出典とは別です)。ですので「2つのアプリを行き来する必要がない」というのは、9月1日からはカカオTだけの長所ではなくなります。以下の内容は、カカオモビリティのカスタマーサポートFAQの2026-08-25時点の表記です。
公式FAQが明かしている予約可能な列車は12種類です。
| 区分(便宜上のまとめ) | 予約できる列車 |
|---|---|
| 高速 | KTX・SRT・KTX-山川・KTX-イウム・KTX-青龍 |
| ITX・セマウル系 | ITX-セマウル・ITX-青春・ITX-マウム・セマウル号 |
| 一般 | ムグンファ号・ヌリロ |
| 観光 | 観光列車 |
※ 上記の区分は読みやすさのために当方でまとめたものです。KORAILは通常、高速列車と一般列車に分けて案内していますが、その分類体系の公式文書と、観光列車がどちらに入るのかは当方では確認できませんでした(要確認)。列車リスト自体は2026-08-25時点のカカオモビリティFAQの表記で、SRTは2026年9月1日のKORAIL・SR統合によりKTX-山川に編入されます(公正取引委員会の企業結合承認・KORAILのお知らせによる)。
ここまでは何の問題もありません。検索もでき、座席も表示されます。問題は決済画面です。同じFAQに「カカオTアプリに登録したカカオペイのカードでのみ決済できます」と書かれていて、他の決済手段を案内する文章はありません(2026-08-25確認)。
カカオペイはカカオトークのアカウントを基盤としており、有効化するには本人確認を経る必要があります。当方がNAVER Pay・カカオペイ 外国人登録ガイドにまとめたとおり、外国人登録番号の入力自体は対応していますが、携帯電話の回線が本人名義で通信会社に登録されていることが通過の条件です。
そのため結果は人によって分かれます。本人名義の韓国回線とARCを備えた在住外国人は、この関門をそのまま通過します。逆に入国直後だったり、ARCを待っている空白期間だったり、回線が会社・知人名義の場合は、列車がすべて見えているのに決済が完了しません。
正確に言うと「外国人はカカオTで鉄道を買えない」ではありません。「韓国の番号とARCがない期間には買えない」が正しい表現です。今の自分がどちら側なのかを確認するのが先です。
注意: タクシーで使っていた迂回路はここでは通用しません。タクシーは降りるときに運転手へ現金や実物のカードで支払えばカード登録を飛ばせますが、鉄道は事前に切符を買う予約型なので、現場で人に支払う窓口自体がアプリの中にありません。 同じアプリでも迂回できるかどうかが機能ごとに違う、という点をまず知っておいてください。
市外バス — 公式案内に「高速バス」という言葉がありません
この節は少し慎重に読んでください。カカオTが長距離バスを扱っているのは事実です。ところが公式文書3か所がすべて、そのサービスを「市外バス」とだけ呼んでいます。
- 韓国語サービス紹介ページの本文 — 市外バス
- カスタマーサポートFAQの本文 — 市外バス
- Kakao公式英文紹介 — "Kakao T Bus - intercity bus reservations"
「高速バス」という単語は、カスタマーサポートFAQのカテゴリー名(「高速/市外バス」)にだけ登場し、どの公式ページの本文にも出てきません(2026-08-25確認)。
ですので、カテゴリー名だけを見て「高速バスも使える」と断定はできません。逆に「絶対に使えない」と言える根拠もありません。アプリで実際に高速バス専用路線が検索できるかは当方で実機確認していないので、アプリで直接検索してみて出てこなければ、他の予約チャネルも併せて確認してください(要確認)。
韓国人にとってはこれが問題になりません。高速バスと市外バスが別々の予約先で運用されていることを常識として知っているからです。この2種類は予約チャネルが分かれています(高速バスはコバス、市外バスはバスタゴ・TxBusなどで、両方を扱うアプリもあります)。カカオTで路線が見つからない場合は、該当チャネルを別途確認してください。
ところが外国人はカカオT1つがすべてだと思って検索し、路線が出てこないと「切符が売り切れた」と誤解します。2種類は出発ターミナルが分かれている場合もあるので、勘違いしたまま動くと取り返す時間がありません。
予約の締切時刻も知っておくとよいです。公式FAQによると、カカオTの市外バス乗車券は路線によって出発時刻の10分〜20分前まで予約できます(2026-08-25確認・単一出典)。ターミナルの窓口に並ばなくてよいという意味ですが、路線ごとに違うので、締切ぎりぎりで試さず余裕を持ってください。
高速バスと市外バスの等級・予約先の違いは、高速バス 英語予約ガイドと市外バスターミナル利用ガイドに別途まとめています。
航空 — 国内線・国際線ともに対応、外国人の予約方法が公式案内に書かれています
カカオTの航空は国内線と国際線の両方を予約できます。公式FAQが例として挙げている航空会社は、大韓航空・アシアナ航空・ジンエアー・エアソウル・エアプサン・チェジュ航空・ティーウェイ航空です。
この節で本当に重要なのは航空会社のリストではありません。FAQに独立して入っている1つの項目です。タイトルがそのまま「[予約] 外国人の場合はどのように予約しますか?」で、答えはこうです —「市民権者または外国人は、パスポートあるいは外国人登録証上の英文氏名で記載して予約できます。」
つまり航空は、決済より先に氏名表記が引っかかる欄なのです。パスポートや外国人登録証に記載された英文氏名をそのまま書き写せ、という意味ですが、これが外国人にだけ難しいのです。
- 姓と名の順序がパスポート表記と入れ替わりやすいです。入力欄は通常、姓(Last name)と名(First name)を分けて受け取るからです。
- ミドルネームがある名前は、どの欄に入れればよいのか画面だけでは判断しづらいです。
- 複合姓やハイフンが入った名前は、パスポートに印刷された形と入力結果が食い違うことがあります。
航空券は、名前の綴り1文字で結果が変わる商品です。決済ボタンを押す前に、パスポートの写真面を横に置いて綴りをそのまま照合してください。韓国人の名前ではまったく起こらない種類のリスクなので、アプリもわざわざ警告してくれません。
ヒント: 予約名をパスポート基準で書いたなら、空港にも同じパスポートを持って行くのが安全です。韓国在住の方が外国人登録証の表記で予約したなら、そのカードをそのまま持参すればOKです。国内線でどの身分証が確認されるかは、航空会社・空港の案内でもう一度確認してください。
カカオTの航空の決済手段が、鉄道のようにカカオペイのカードに限定されるかは確認できませんでした。航空のFAQには決済手段の項目自体がないからです。決済が通らない場合は、航空会社の公式サイトやアプリで同じ便を再検索してみるのが早い判断です(要確認)。
バイク — 海外発行カードが開かれている唯一の欄、ただしキックボードは免許で止まります
カカオTバイクは、この記事の中で唯一決済の扉が公式に開いている機能です。カスタマーサポートFAQが決済手段6種類を並べていて、そのうち3番目が「海外発行カード - 国外で発行されたクレジット/デビットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXの計4社が登録可能)」です。
ただしこの文章が保証しているのは、登録できるカードブランドの範囲までです。実際の決済承認はカード会社・発行国・時期によって分かれ、FAQも承認の成功を約束してはいません。カードが拒否されたときの対処は韓国で海外カードが拒否されたときにまとめています。
決済よりも大きく分かれるのは機器の種類です。カカオTバイクが扱っているのは電動自転車・一般自転車・電動キックボード(提携ブランド)の3種類ですが、法的な扱いが互いに異なります。
| 機器 | 法的分類 | 必要な免許 | 外国免許・IDPの場合 |
|---|---|---|---|
| 一般自転車 | 自転車 | なし | そのまま乗れます |
| 電動自転車(PAS・ペダルアシスト) | 自転車利用活性化に関する法律上の自転車 | なし | そのまま乗れます |
| 電動自転車(スロットル) | 個人型移動装置(道路交通法第2条第19号の2) | 原動機付自転車免許以上 | IDPにAカテゴリーの記載が必要です |
| 電動キックボード | 個人型移動装置 | 原動機付自転車免許以上 | IDPにAカテゴリーの記載が必要です |
電動キックボードのような個人型移動装置を運転するには、原動機付自転車免許またはそれ以上の自動車免許が必要です(道路交通法第80条第1項本文および第2項第2号ダ目)。韓国人は普通免許1つでこの要件が自動的に満たされます。外国人はそうではありません。
道路交通法第96条第1項は、国際運転免許証(IDP)で運転できる車種を「その国際運転免許証に記載されたものに限る」と定めています。自動車だけを考えてBカテゴリーだけを取得してきた場合、原付・二輪車を運転する資格がまったくない、ということです。
さらにIDPは発行した国でしか作れないため、入国後にカテゴリーを追加する方法はありません。カテゴリーの確認方法とその後の経路は、スクーター・バイクレンタルガイドに詳しく書いています。
注意: カカオTバイクのFAQには「免許」「ヘルメット」という単語が一度も出てきません(2026-08-25確認)。アプリがレンタル段階で免許を確認する手続きを設けているかも、公式文書では確認できませんでした。アプリが貸してくれるからといって、運転資格が生まれるわけではありません。 資格要件はアプリではなく道路交通法が定めます。
カカオTバイクの電動自転車がPAS方式かスロットル方式かも、公式の文言だけでは断定しづらいです。「電気モーターの動力で加速を補助する」という表現はペダルアシストと読めますが明示がなく、免許の要否がまさにこの点で分かれます。キックボードや電動自転車を借りるつもりなら、IDPのAカテゴリーの確認から始めるのが順序です(要確認)。
なぜ機能ごとに結果が分かれるのか — カカオペイという1つの関門
ここまで見ると、1つのルールが見えてきます。カカオTの機能は性質上、2つに分かれます。
即時利用型はタクシーとバイクです。今乗って降りるときに代金を払う構造なので、決済が止まっても現場で埋める余地があります。タクシーは運転手に直接払えばよく、バイクはそもそも海外カードの登録を公式に開放しています。
予約型は鉄道・市外バス・航空です。乗る前に切符を確定させる必要があり、その確定をアプリ内の決済が担っています。ここには現場での対面決済という逃げ道が構造的にありません。だから決済の関門1つが機能全体を閉ざしてしまいます。
鉄道におけるその関門がカカオペイです。カカオペイは単なる決済アプリではなく金融サービスなので本人確認の手続きを経ますが、その手続きが本人名義の韓国の携帯回線を要求します。カカオTが外国人を締め出すために作ったルールというより、韓国の金融制度の本人確認要件がアプリ画面にそのまま現れた結果に近いです。
だから解決の順序は決まっています。アプリを変えるのが先ではなく、本人確認を通過できる状態かどうかをまず確認することです。本人名義の韓国回線とARCがあれば、予約型の機能はおおむねそのまま開きます。ない場合は何度押しても同じ画面で止まるので、別の経路に回ったほうが時間を節約できます。

止まったときに実際に使う迂回路
機能別に整理するとこうなります。どちらにしても公式の予約先をまず見るのが原則です。
| やりたいこと | カカオTで止まるポイント | 別の経路 |
|---|---|---|
| タクシー配車 | 海外カードの自動決済が拒否されることがあります | 決済方法を「運転手に直接支払い」に変えます |
| KTX・SRT予約 | カカオペイのカード専用 | 鉄道の公式予約チャネル(KORAIL+など) |
| 高速バス予約 | 公式案内の本文に高速バスの表記がありません | 高速バスを扱う別の予約チャネル(コバスなど) |
| 市外バス予約 | 決済手段の案内なし(要確認) | 市外バスの予約チャネル(バスタゴ・TxBusなど) |
| 国内線・国際線の航空 | 氏名表記のルール・決済手段は要確認 | 航空会社の公式サイト・アプリ |
| 自転車・キックボード | 決済は開いているがキックボードは免許要件 | 免許要件はアプリでは解決しません |
| LACHA | — | KTX・高速バス・タクシー・VAN・空港鉄道・交通カードを1つのアプリで |
鉄道はKORAIL公式アプリでも、パスポートと海外カードで予約を試すことができます。ただし、そのアプリで外国人がよく止まるポイントが別にあるので、KORAILアプリで外国人が止まるポイントと韓国のカードなしでKTXを予約するを併せてご覧になることをおすすめします。
表の最後の行だけ別途説明します。LACHA(ラチャ)は、本人認証なしですぐに使える外国人向けの交通・決済スーパーアプリです。韓国の口座や携帯電話番号がなくてもパスポートだけで始められるよう、正規の手続き上、本人確認が不要な設計になっています。KTX・高速バスの予約とタクシー配車、VAN(5・6人乗り)、空港鉄道、交通カードのチャージを1つのアプリで処理でき、Alipay・WeChat Payのような海外の簡単決済で支払えます。ただし、この記事で扱った機能のうち市外バス・航空・レンタカー・バイク・キックボードはLACHAにはありません。それらの機能は上の表の公式経路をご利用ください。
よくある質問 (FAQ)
Q1. カカオTでKTXの座席まで選んだのに決済ができません。なぜですか? カカオモビリティの公式FAQが鉄道の決済を「カカオTアプリに登録したカカオペイのカードでのみ」と限定しています(2026-08-25確認)。カカオペイは有効化の段階で本人確認を行いますが、外国人登録番号の入力には対応しているものの、携帯電話の回線が本人名義で通信会社に登録されている必要があります。本人名義の韓国回線とARCがあればおおむね開きますが、なければ列車がすべて見えていても決済が完了しません。この場合は鉄道の公式予約チャネルや他のアプリに移ったほうが早いです。
Q2. カカオTで高速バスも予約できますか? 公式文書だけでは断定できません。韓国語サービス紹介の本文・カスタマーサポートFAQの本文・Kakao公式英文紹介がいずれもこのサービスを「市外バス(intercity bus)」とだけ記述しており、「高速バス」はFAQのカテゴリー名(「高速/市外バス」)にのみ登場します(2026-08-25確認)。アプリで直接検索してみて希望の路線がなければ、高速バスを扱う別の予約チャネル(コバスなど)を別途確認してください。高速バスと市外バスは予約チャネルが分かれており、出発ターミナルが違う場合もあります。
Q3. 航空券に名前をどう記入すればよいですか? カカオTの航空FAQに「[予約] 外国人の場合はどのように予約しますか?」という項目があり、「市民権者または外国人は、パスポートあるいは外国人登録証上の英文氏名で記載して予約できます」と答えています。姓と名の順序、ミドルネーム、ハイフンの入った名前は入力結果がパスポート表記とずれやすいので、決済前にパスポートの写真面と綴りをそのまま照合してください。
Q4. 海外で発行されたカードでカカオTの自転車を借りられますか? カカオTバイクのFAQは、決済手段6種類の1つとして「海外発行カード - 国外で発行されたクレジット/デビットカード(VISA、MASTER、JCB、AMEXの計4社が登録可能)」を明示しています。ただしこの案内は登録できるカードブランドの範囲を示したもので、承認の成功を保証するものではありません。カード会社・発行国・時期によって拒否されることがあるので、代替の決済手段も併せて準備しておいてください。
Q5. 電動キックボードは国際運転免許証で乗れますか? IDPにAカテゴリーの記載が必要です。電動キックボードのような個人型移動装置は原動機付自転車免許またはそれ以上の自動車免許が必要で(道路交通法第80条第1項本文および第2項第2号ダ目)、道路交通法第96条第1項はIDPで運転できる車種を「その国際運転免許証に記載されたものに限る」と定めています。Bカテゴリーしかない IDPでは資格がなく、IDPは発行国でしか作れないため入国後にカテゴリーを追加することはできません。ペダルアシスト(PAS)の電動自転車は自転車に分類され、免許は不要です。
参考: この記事は一般的な情報提供を目的としています。本文のサービス範囲・決済手段・予約規定・対応言語は2026-08基準でカカオモビリティ公式サービス紹介(kakaomobility.com)とカスタマーサポートFAQ(service.kakaomobility.com)、アプリストアの表記で確認した内容であり、法令要件は国家法令情報センター・法制処の解説の条文番号を併記しました。2026年9月1日のKORAIL・SR統合の日程は、カカオモビリティの資料ではなく公正取引委員会の企業結合承認の発表とKORAIL・SR公式のお知らせによる値です。アプリの機能と決済方針はバージョンや時期によって頻繁に変わり、一部の項目(高速バス路線が実際に検索できるか、市外バス・航空の決済手段、電動自転車の駆動方式、アプリの免許確認手続き、KORAILの列車分類体系と観光列車の位置づけ)は公式文書で確認できなかったため「要確認」と表記しました。利用前にアプリの案内と各公式チャネルで再確認してください。LACHA(ラチャ)は市外バス・航空・レンタカー・二輪車を取り扱っていません。




