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ソウル以外の公共自転車 — 大田タシュ・世宗オウルリン加入の壁、そして釜山に公共自転車がない理由

① 韓国の交通LACHAガイドチーム· 更新 2026-08-27· 22分で読めます
ソウル以外の公共自転車 — 大田タシュ・世宗オウルリン加入の壁、そして釜山に公共自転車がない理由
目次

大田の公営自転車「タシュ」は基本1時間が無料です。1時間以内に返却してもう一度借りれば、追加料金なしで繰り返し乗れます。料金だけ見ればほとんど負担がないレベルですが、2025年1月7日からアプリに本人認証の手続きが導入されました。通信会社を選んでSMSまたはPASSで認証する必要があるため、韓国の通信会社で本人名義で開通した番号がないと、アプリを入れてもレンタルの段階まで進めません。

世宗の「オウルリン」は基本利用時間が90分とより長めです。準(一般)会員の1日利用券が1,000ウォン、正会員は月5,000ウォンからです。ただ、公式案内に書かれた決済手段が「携帯電話少額決済、クレジットカードなど」なので、外国人は料金表を見る前に決済画面でつまずくケースが出てきます。

釜山はまったく別の話です。釜山市は海雲台(ヘウンデ)新市街地で運営していた公共自転車事業を2015年12月31日付で廃止しました。有料化以降に利用者が激減し、累積赤字に耐えられないという理由で、自転車もシステム機器もラックもすべて撤去されました。今の釜山にあるのは都市全体をつなぐシステムではなく、公園ごとに散らばった自転車レンタルステーションです。

ソウルでタルンイに乗ってみて「地方にも似たものがあるだろう」と検索すると、都市ごとに答えが違ってくる理由がここにあります。

参考:以下の料金・運営時間・レンタルステーション状況は2026-08時点で、タシュ・オウルリン運営機関の公式案内と利用規約、世宗市・釜山市の公式ページ、国家法令情報センターで確認した値です。公共自転車は条例改正や運営委託の変更で料金・運営時間が変わるため、ご利用前に各機関の公式案内で再度ご確認ください。

ソウル以外で「タルンイのようなもの」を探すと、都市ごとに答えが違います

まずは全体像から見ていきましょう。3都市はそれぞれ異なる仕組みで動いていて、外国人が引っかかるポイントもそれぞれ違います。

都市 今あるもの 基本利用時間 基本費用 外国人が最初に引っかかるところ
大田 公営自転車タシュ(大田交通公社への委託運営) 1時間 無料 2025年に導入されたアプリ本人認証(通信会社のSMS・PASS)
世宗 公共自転車オウルリン 90分 準会員1日券1,000ウォン 決済手段が携帯電話少額決済・クレジットカード
世宗(居住者) イウンパスでオウルリン利用 90分・回数無制限 成人 月20,000ウォン 世宗市での外国人登録と定期的な居住地の再認証
釜山 公共自転車なし、公園のレンタルステーション17か所 無料ステーションは2時間 ステーションにより無料・有料 運営時間が短く、ステーションごとに運営主体が違います

ここで注目したい点が一つあります。料金自体は3都市とも負担になるレベルではありません。実際の関門はすべて「加入と決済」の段階に集中しています。 そのためこの記事では、料金表よりもその手前の段階を長めに扱います。

アプリの言語はまだましなほうです。タシュアプリとオウルリンアプリはどちらも韓国語・英語・中国語(簡体字)の3言語に対応しています。ただし、アプリ画面が英語に対応していることと、規約・保険の案内が英語であることは別の話なので、後ほど改めて触れます。

大田タシュ — 1時間無料、でも2025年から本人認証ができました

タシュの料金体系はシンプルです。基本1時間が無料で、超えると30分あたり500ウォンが加算されます。1日どれだけ長く乗っても、1日1回あたりの追加使用料は最大5,000ウォンまでです。

項目 内容
基本料金 1時間無料
超過料金 30分あたり500ウォン
1日上限 1日1回あたり追加使用料は最大5,000ウォン
再レンタル 1時間以内に返却して再度借りれば追加料金なしで繰り返し利用
利用対象 満15歳以上で自転車の走行が可能な方
レンタル時間 5時~24時(返却は24時間、3月~11月は1日24時間運営)

表の「再レンタル」の行が実務的には一番重要です。一度に2時間乗ると500ウォンかかりますが、1時間になる前に近くのステーションに返却してすぐ借り直せば、ずっと無料です。大田の都心を半日回るくらいなら、実質0ウォンで移動できるということです。

レンタル時間は季節によって変わります。通常は早朝5時から深夜0時まで借りられ、返却のみ24時間可能ですが、繁忙期の3月から11月までは1日24時間運営です。冬の夜遅くにレンタルボタンが反応しないときは、故障ではなく運営時間のせいかもしれません。

問題は2025年1月7日からです。タシュアプリに本人認証の手続きが導入されました。流れはこうです。

  • 会員登録画面に入ると、まず通信会社を選ぶよう求められます(国内移動通信会社のリスト)。
  • 次にSMSとPASSのどちらかで認証方式を選びます。
  • 氏名・生年月日・携帯電話番号を入力し、認証番号を受け取って入力します。
  • 既存会員もこの認証を済ませないと正常に利用できません。 2024年まで問題なく使えていたアカウントが急に使えなくなるのはこのためです。

この構造は韓国の携帯電話番号なしで使えるサービスで扱った壁とまったく同じです。会社名義の携帯や家族名義の携帯、本人確認ができないプリペイド携帯を使っている場合、認証画面から先に進めません。

注意:認証が導入された2025年1月7日より前に登録していても安心はできません。利用規約第5条第3項が会員登録時に本人認証手続きに従うよう定めており(2025年1月7日施行)、報道によれば既存会員もこの認証を済ませないと正常利用できないとのことです。大田に到着してから急いで使おうとして止められると代替手段がないので、自転車を旅程に入れているなら事前にアプリを入れて認証まで済ませておきましょう。

タシュ規約の「国民」という言葉 — 英文案内と食い違う点

ここからが、韓国人読者向けの案内にはまったく登場しない部分です。

タシュ公式「サービス案内」の利用対象は「満15歳以上で自転車の走行が可能な方」です。英文ページも「Persons aged 15 or above who are eligible to ride bicycles」とだけ書かれています。どちらのページにも大田居住や住民登録の要件はありません。 ネット上には「タシュは大田に住民登録のある市民しか使えない」と書かれた二次情報が出回っていますが、公式案内を基準にすればそれは事実ではありません。

ところが、同じ機関が掲載している利用規約は文言が違います。利用規約第5条第1項は「自転車の運転が可能な満15歳以上の国民は誰でも会員登録が可能です」と書かれています。案内文にはなかった「国民」という言葉が、拘束力のある規約のほうに入っているわけです。そして規約には、外国人の加入可否を明示した条項が別途ありません。

整理するとこうなります。公式サービス案内は韓国語・英語とも「満15歳以上で自転車の走行が可能な方」(英文「Persons aged 15 or above」)までしか書いておらず、年齢以外の条件はありません。一方で利用規約第5条第1項だけが「満15歳以上の国民」と書いています。 同じ機関が掲載した2つの文書が食い違っているわけですが、この差が実際に問題になるのは外国人だけです。

そのためこの記事では「外国人もタシュに加入できます」とは断言しません。案内文だけ見れば可能に見えますし英文ページもそう読めますが、規約の文言が異なり、私たちが運営機関に書面で確認できていないためです。通信会社の認証画面が外国人登録番号で開通した回線を実際に通すのかも検証できていません。

📌 重要:大田でタシュを予定しているなら、出発前にタシュ公式サイト(tashu.or.kr)の問い合わせ窓口で「外国人登録証の所持者でも会員登録ができるか」を一言確認しておきましょう。タシュは大田広域市が大田交通公社に運営・管理を委託した事業で、使用料と基本利用時間の根拠は「大田広域市自転車利用活性化条例」です。現場でその場で判断してもらえる領域ではない、ということです。

世宗オウルリン — 基本90分、料金表と決済手段が本当の関門です

世宗オウルリンの利用対象は「満15歳以上の老若男女」です。基本使用料は90分基準で、タシュと同じく基本時間内に返却してから再度借りれば別途の使用料はかかりません。 ニューオウルリンは24時間運営なので、夜遅くでもレンタルできます。

料金は会員の種類で分かれます。運営機関の公式案内を基準にすると次のように分かれます。

会員区分 利用券 料金 90分超過時の追加料金
正(有料)会員 年(12か月) 30,000ウォン 30分あたり500ウォン
正会員 半期(6か月) 20,000ウォン 30分あたり500ウォン
正会員 月(30日) 5,000ウォン 30分あたり500ウォン
正会員 週(7日) 2,500ウォン 30分あたり500ウォン
準(一般)会員 1日利用券 1,000ウォン 30分あたり1,000ウォン

数字を見ればすぐ計算できます。世宗に2日か3日だけ滞在するなら準会員の1日券1,000ウォンが妥当で、月5,000ウォンの正会員は1日券5日分の値段なので、6日以上乗る予定なら正会員のほうが安くなります。 超過料金も正会員は半額なので、長く乗る人ほど正会員が有利です。

ここまでは韓国人でも外国人でも同じです。分かれるのは決済です。公式案内が示す料金の決済手段は「携帯電話少額決済、クレジットカードなど」で、決済はオウルリンアプリで行います。ところが外国人は携帯電話少額決済がそもそもブロックされていたり、限度額が0に設定されていたりすることがよくあります。 残るのはクレジットカードですが、海外で発行されたカードが使えるかどうかは公式案内に記載がありません。

ヒント:世宗でオウルリンを使う予定なら、料金表より先に決済を確認しましょう。会員登録時にどの本人認証方式を使うのか(携帯電話本人認証なのか、外国人登録番号の入力欄があるのか)も、公式サービス案内ページには記載がありません。世宗都市交通公社(1899-9161)に決済手段と認証方式をあわせて問い合わせるのが一番の近道です。

イウンパス — 世宗に外国人登録があればオウルリンが90分無料

世宗に住んでいる外国人なら、オウルリンの料金表よりこちらを先に見るべきです。

イウンパスは世宗市が運営する交通パスです。対象は満13歳以上の世宗市民で、外国人もイウンパスアプリで外国人登録番号を入力して発給を受けられます。 成人(満19~69歳)は月2万ウォンで、この中に公営自転車オウルリンを最大90分無料・レンタル回数無制限で使える特典が含まれています。

ですから世宗に住む外国人には選択肢が2つあります。

  • オウルリンだけ乗る予定なら、正会員の月5,000ウォンが一番安いです。
  • バスも一緒に使う予定なら、イウンパス月20,000ウォンの中にオウルリン90分が回数制限なしで付いてきます。

ただしイウンパスには、訪韓観光客が越えられない線が一つあります。世宗市への居住(外国人登録)が要件なので、短期訪問者はそもそも対象外です。旅行で世宗に数日立ち寄るだけなら、オウルリン準会員の1日券のほうへ進むことになります。

居住者にも落とし穴があります。イウンパスは居住地の再認証を定期的に求めており、指定された月に再認証を済ませないと翌月から利用が停止されます。 案内は通常SMSやメッセンジャーで届きますが韓国語なので見逃しやすく、滞在地変更申告のタイミングとずれると再認証の段階で止まることがあります。カレンダーに再認証の月をあらかじめ書き込んでおきましょう。

保険の話も一つ触れておきます。世宗市の市民自転車保険は、被保険者を「世宗市に住民登録を置くすべての市民(外国人を含む)」と明示しています。保険契約者は世宗特別自治市で保険料も市が負担するため、個人が別途加入する手続きはありません。「外国人を含む」と文書に明記されている事実自体を知らない居住者が多く、事故が起きても請求しないケースが生じています。

注意:ただし公式ページに表示された保険期間は2024.03.16.~2025.03.15.で、すでに満了した状態です。更新契約が続いているのか、補償額がいくらなのかは、そのページだけでは確認できません。しかも請求の共通書類が「住民登録謄(抄)本」と書かれているため、外国人は代替書類を別途問い合わせる必要があります。事故に遭った場合は、世宗市の担当部署に現在の保険期間と外国人向けの請求書類をまず確認するのが安全です。

釜山に公共自転車がない理由 — 2015年に廃止、今残っているもの

釜山で「公共自転車はどこで借りられる?」と検索すると、古い記事が先に出てきます。そのせいで無駄足になることがあります。

事実関係は明確です。釜山市は海雲台新市街地で運営していた公共自転車事業を2015年12月31日付で廃止しました。釜山市自身が示した理由は、有料化以降に利用者が激減して累積赤字に耐えられなかったというもので、自転車はもちろんシステム機器やラックまですべて撤去されました。ソウルのタルンイや大田のタシュのような、都市全体をつなぐ無人レンタルシステムは今の釜山にはありません。

代わりに残っているのが公園のレンタルステーションです。釜山市の資料によると、2026年4月1日時点で温泉川市民公園・洛東江生態公園など17か所で自転車レンタルステーションを運営しており、保有台数は大人用1,074台・子ども用473台です。

ここで外国人が最も混乱するポイントが出てきます。この17か所は一つの機関が運営しているわけではありません。洛東江管理本部・スポワン・東莱区・海雲台区・金井区・蓮堤区・水営区・機張郡と運営主体が分かれています。レンタル方法も料金も運営時間もステーションごとに違う、ということです。釜山市内の移動全般については釜山交通ガイドに別途まとめてあります。

釜山のレンタルステーションは身分証だけで大丈夫、でも運営時間が落とし穴です

逆説的ですが、釜山のレンタルステーションは外国人にとって参入のハードルが最も低いほうです。ただし無料のレンタルステーション12か所を一括りにしてはいけません。東莱区・海雲台区・金井区・蓮堤区・水営区が運営する無料ステーション5か所は、アプリのインストールも通信会社の本人認証も不要です。身分証を提示すれば2時間以内で自由に利用でき、借りた場所と同じ場所に返却すればOKです。一方、機張郡の7か所は同じく無料ですが、モバイルアプリによる無人レンタルなのでアプリのインストールが必要で、登録時にどの本人認証を使うのかは公式の表に記載がありません。身分証だけを持って竹香公園や林浪(イムラン)海水浴場へ行っても借りられない可能性がある、ということです。

運営主体 レンタルステーション 料金 知っておきたい点
洛東江管理本部 三楽・華明・麦島・大渚生態公園の4か所 有料 現況表に「2026年5月1日~未定 運営中断」と表記されています
スポワン 1か所 有料 レンタル条件は運営主体への直接確認が必要です
東莱区・海雲台区・金井区・蓮堤区・水営区 温泉川市民公園・水営江など5か所 無料 身分証提示・2時間以内・借りた場所に返却
機張郡 竹香公園・鼎冠老人福祉館・中央公園・達山橋・ダルム橋・佐光川堤防・林浪海水浴場の7か所 無料 モバイルアプリ無人レンタル、07:00~22:00(カスタマーセンター09:00~18:00)

問題は開いている時間です。釜山市の現況表を見ると、無料ステーションの相当数が平日の日中だけ、しかも短時間しか開いていません。 海雲台区の左水営橋は13:00~17:00、東莱区は10:00~16:00と記載されており、3~6月と8~11月にしか運営しないところもあります。1日4~6時間という運営時間は、週6日工場や現場で働く方にとっては事実上閉まっているのと同じです。機張郡のステーションが07:00~22:00で最も長いのですが、こちらはモバイルアプリ無人レンタル方式で、アプリ名や加入要件(どの本人認証を使うのか)が公式の表に記載されていないため事前確認が必要です。

「身分証」の範囲も確認が必要です。釜山市のプレスリリースは「身分証を提示すれば」までしか書いていないため、外国人登録証やパスポートがその身分証に含まれるかは公式文書だけでは確定できません。 ステーションごとの現場裁量である可能性もあるので、遠くまで移動する前に該当の区・郡の担当部署へ電話で問い合わせるほうが、無駄足になるよりマシです。

注意:洛東江管理本部が運営する三楽・華明・麦島・大渚生態公園の4か所は、釜山市の現況表に「2026年5月1日~未定 運営中断」と表記されています。私たちが確認できたのは所管ページ1か所だけなので、再開の有無まで断定するのは難しいです。洛東江生態公園側の自転車を予定しているなら、訪問前に釜山市生活空間革新課(051-888-1235)へ運営状況を確認してください。

韓国で自転車は法的に「車」です — ヘルメットと飲酒運転

最後が一番重要です。韓国では自転車は道路交通法の規律を受ける「車」です。母国で自転車の飲酒が問題にならない国から来られた方は、特に注意が必要です。

まずヘルメットです。道路交通法第50条第4項は「自転車等の運転者は、自転車道および『道路法』による道路を運転するときは、行政安全部令で定める人命保護装具を着用しなければならず、同乗者にもこれを着用させなければならない」と定めています。文言は「着用しなければならない」という義務です。

ところが罰則の条項が特殊です。第156条第6号は、第50条第4項に違反して人命保護装具を着用しなかった運転者を20万ウォン以下の罰金または拘留・科料の対象と定めつつ、かっこ書きで「(自転車の運転者は除く)」と明示しています。つまり義務はあるが自転車の運転者には罰則がないという二重構造です。街でヘルメットをかぶっていない人が多い理由も、だからといって規定がないわけではない理由も、ここにあります。

飲酒運転はまったく違います。こちらは罰則が生きています。

  • 道路交通法第44条第1項が酒に酔った状態で自転車等を運転することを禁止しています。自動車と同じ条文です。
  • 取り締まり基準は血中アルコール濃度0.03パーセント以上で(第44条第4項)、この数値も自動車と同じです。
  • 飲酒状態で運転すると、第156条第11号により20万ウォン以下の罰金または拘留もしくは科料です。
  • 飲酒検知を拒否した場合も、第156条第12号で同じ刑が適用されます。

0.03パーセントはお酒1杯でも届きうる数値です。会食のあとに「近いから自転車で行こう」が一番危険な選択、ということになります。ちなみに自転車の飲酒運転の反則金の金額を書いた記事がネット上に多くありますが、私たちはその金額を道路交通法施行令の別表原文で確認できていません。そのため、この記事では条文で確認できた法定刑のみを記載します。

夜間走行の規定も知っておくとよいでしょう。第50条第9項は、自転車等の運転者が夜間に道路を通行するとき、前照灯と尾灯をつけるか、夜光帯のような発光装置を着用するよう定めています。この項も第156条第1号が自転車の運転者を処罰対象から外していますが、暗い河川沿いの自転車道を灯火なしで走れば、そのまま事故につながります。タシュが3~11月は24時間運営で、世宗のニューオウルリンも24時間なので、夜間走行が実際に可能だという点を考えると他人事ではありません。

📌 参考:アプリ画面は英語と中国語に対応していますが、オウルリンのウェブのサービス案内・義務と責任・保険ページのように、紛争や保険の段階で目にする文書は韓国語しかない領域が残っています。 いざ事故が起きたときに読むべき文書が翻訳されていないということなので、韓国語が読める知人や通訳サポート窓口を事前に把握しておくとよいでしょう。

車道と並行する緑色の自転車道で、バックパックを背負いハンドルに紙の地図を広げた旅行者が公共自転車で走る実際の利用シーンを写した本文画像
借りたあとは道路です。自転車道が車道と分かれていても、自転車は法的に「車」です。

ここで紹介した自転車は、すべて各都市の運営機関のアプリとレンタルステーションでのみ借りられます。LACHA(ラチャ) は本人認証なしですぐ使える外国人向け交通・決済スーパーアプリですが、扱う範囲はKTX・高速バス・タクシー・空港鉄道・交通カードまでで、自転車のレンタルは取り扱っていません。タシュ・オウルリン・釜山のレンタルステーションは、それぞれの運営機関の窓口へ向かってください。

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よくある質問(FAQ)

Q1. 外国人でも大田のタシュに加入できますか? 公式サービス案内は韓国語・英語とも、利用対象を「満15歳以上で自転車の走行が可能な方」とだけ記載しています。大田居住や住民登録の要件はありません。ただし利用規約第5条第1項は「満15歳以上の国民」と表現が異なり、外国人の加入可否を明示した条項が規約にありません。私たちが運営機関から書面での確認を得られていないため、「加入できます」とは断言しません。大田の日程に自転車を入れるなら、tashu.or.kr の問い合わせ窓口で事前にご確認ください。

Q2. 韓国の携帯電話番号がないとタシュやオウルリンは使えませんか? タシュは2025年1月7日からアプリの本人認証が必須です。通信会社を選んでSMSまたはPASSで認証する仕組みなので、韓国の通信会社で本人名義で開通した番号がないとレンタルの段階まで進むのは難しいです。会社や家族名義の携帯も同じ理由でブロックされます。オウルリンは会員登録の認証方式が公式ページに記載されておらず確認が必要で、決済手段が携帯電話少額決済・クレジットカードなので、決済の段階で先に引っかかる可能性があります。世宗都市交通公社(1899-9161)に確認するのが確実です。

Q3. 世宗に住んでいますが、イウンパスで自転車を無料で使えますか? はい、イウンパスは満13歳以上の世宗市民が対象で、外国人もイウンパスアプリで外国人登録番号を入力して発給を受けられます。成人(満19~69歳)で月2万ウォンで、公営自転車オウルリンを最大90分無料・レンタル回数無制限で利用できます。ただし居住地の再認証を定期的に求められ、指定された月を過ぎると翌月から停止されるので、再認証の案内を見逃さないようカレンダーに書いておきましょう。自転車だけ使う予定なら、オウルリン正会員の月5,000ウォンのほうが安いです。

Q4. 釜山でタルンイのような公共自転車を借りるにはどこへ行けばいいですか? 釜山には都市全体をつなぐ公共自転車がありません。海雲台新市街地で運営していた事業が2015年12月31日付で廃止され、施設もすべて撤去されました。今は温泉川市民公園・洛東江生態公園など17か所の自転車レンタルステーションが残っていて、洛東江管理本部の4か所とスポワンが有料、残りの12か所は無料です。ただし洛東江管理本部の4か所(三楽・華明・麦島・大渚生態公園)は釜山市の現況表に2026年5月1日から運営中断と表記されているので、訪問前に生活空間革新課(051-888-1235)へ確認してください。無料12か所のうち東莱区・海雲台区・金井区・蓮堤区・水営区が運営する5か所は、身分証を提示すれば2時間以内で乗れて、借りた場所に返却する必要があります。残る機張郡の7か所は同じく無料ですが、モバイルアプリによる無人レンタルなのでアプリを入れる必要があり、登録時にどの本人認証を使うのかが公式の表にないため事前確認が必要です。運営時間が1日4~6時間と短いところが多いので、出発前に必ず時間を確認してください。

Q5. ヘルメットをかぶらないと罰金を払いますか? お酒を飲んで自転車に乗った場合は? ヘルメットは道路交通法第50条第4項が着用義務を定めていますが、第156条第6号がかっこ書きで「(自転車の運転者は除く)」と明示しているため、自転車の運転者には罰則がありません。義務はあるが処罰はない構造です。一方、飲酒運転は処罰の対象です。第44条第1項が自転車を含み、基準は血中アルコール濃度0.03パーセント以上(第44条第4項)で、第156条第11号と第12号が飲酒運転と検知拒否をそれぞれ20万ウォン以下の罰金または拘留もしくは科料と定めています。

参考:この記事は一般的な情報提供を目的としています。本文の料金・運営時間・レンタルステーション状況・法定刑は2026-08時点で、タシュ公式案内と利用規約、オウルリン運営機関の公式案内、世宗市イウンパスの案内、釜山市公式ページ、国家法令情報センターの道路交通法原文で確認した値です。外国人のタシュ会員登録の可否、オウルリン会員登録の認証方式と海外発行カードの受け入れ可否、世宗市民自転車保険の現在の保険期間、釜山の洛東江4公園レンタルステーションの運営再開の有無、機張郡の無人レンタルアプリの加入要件は、公式資料だけでは確定できないため本文で断定を避けています。公共自転車は条例改正や運営委託の変更で内容が頻繁に変わるので、ご利用前に各運営機関の公式案内とカスタマーセンターで再度ご確認ください。ラチャ(LACHA)は自転車のレンタルや公共自転車の運営は行っていません。

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最終更新 2026-08-27